TDDU tourで配られていたパンフレット。

今回は、会場に入るときに、CDのジャケットサイズの三つ折りになった紙がみんなに手渡されていました。なんと、コンサートの紹介のため特別に用意されたリーフレットだったのです。毎晩くれるので4枚たまりました^^;

TDDU tour special leaflet
TDDU tour special leaflet

非常に興味深いもので、こういうものを用意してくれた粋な計らいにファンはみんな喜んでいました。

死を恐れぬユニコーン

The Death Defying Unicornは、音楽的な寓話で、心を広げるため及び、幅の広い聴覚の叙事詩である。それは順序通りに演奏され、聴かれるようデザインされた音楽の作品である。今晩のパフォーマンスの最初のパートを形成するであろう。我々は、曲の正当性が出来、あなた達がこのわずかに違いのあるMotorpsychodelic Tripを、我々と同じくらい楽しむであろう。

これに続き、TDDUのベースとなった物語(多分、Bentの創作)がプリントされていて、さらにはバンドの紹介、メンバーのそれぞれの紹介もウィットにとんだ文章でプリントされていました。

これは、TDDUの物語の概要です。これ、単語も非常に難しく、なんか随分間違ってると思われるのですが、こういった物語の上にアルバムが成り立っているということで、読んでみてやってください。しかし…暗い物語ですね…。

THE DEATH DEFYING UNICORN – A SYNOPSIS

僕の父は、僕と弟を「ザ・ユニコーンズ」と呼んだ。僕たちの前の全ての一族がそうであったように、僕たちの家族は「ザ・ランド」で生計を立てていた。生き延びるのに必要な物を取りながら。良い人生だった。森林監督者達がやってくる迄は。彼らは言った。僕は選べると言った。密猟の代金を支払う為に、強制徴募隊に行くか、それとも僕の首を回転させてそこまでか。容易い選択だった。しかし、僕を連れて行った奴、僕に死刑執行人が与えたであろう以上に、これ以上の不幸はなかった。奴は一度の残忍な急襲で、僕を家から連れ去り、僕の運命を変えた。

「ザ・シップ」のキャプテンは、本当に扱いにくい人物で、最初の仲間、人間の形をした悪魔の卵、船を造る、不幸に浮かぶ船。その船は、何がと言えば、不幸な船として知られていた。そして、全てのベテラン達は、ブツブツ言い、ささやいた。言うのだ、我々はヨナ(ヘブライの予言者)を雇ったのだ。その呪文は僕たちの上にあり、だから、僕たちは、全て滅びると確信していた…。それが船員としての僕のキャリアの不吉な始まりだった。そして、それは僕の魂をぞっとするような予感で満たしたのであった。

僕たちのミッションとして、南太平洋を続けて行き、ムーアの国々を過ぎた。地球の終わりにある空虚な土地をさがしながら。僕は知っている。確かに呪われていると感じていた。今迄なかったことだ、僕の環境とあわせて、それほど感じていなかったんだ。大波のときに、僕は吐いて、吐いて、吐いて、上は下で、僕の内側は外側にあり、僕が名前を忘れてしまうまで。僕が僕の不幸を追い出せるように祈るのをあきらめてしまうまで。航海は僕のような新米の船員には耐えられないほどに大変だった。しかし、僕たちは最後に「ザ・ドゥルドラムズ」に到着したのだ。そしてついに、自分の足を自分に取り戻し、自分の感覚にも慣れて来たのだった。

しかし、悲しいかな、小休止はすぐに終わった。ー 母なる自然がもう一度僕にテストを強要しようと感じたようだった。静かな数日間と明白な停止、僕たちはすぐに何かが起こり、これまでより厳しいサークルに従うよう船を引き入れたということを悟った。この不思議な現象は、実に周期的だった。大渦巻き、実に神秘な比率の水中の旋回、そして十二分に確かなのは、ヨナの呪いは僕たちを襲い、船のほとんどの男達は、地獄のような渦のなかで海の底に沈んだ。船のボートは僕たちの一握りしかまかなえなかった。残りの皆はその日海に命を与えた。船が静かに水色の墓に進むのを見ながら、僕たちは祈り始め、泣き、そうして仕舞いにはボートを漕ぎ出した。

そしてボートを漕いだ。それは無限なようだった…。同時に少なくなる水と食料無しで、骸骨と一緒に日々を過ごした。僕は、繊毛状態になってしかるべきだと思った。しばらくすると、僕の回りのすべてが、非常に実体のない空気となり、海と霧は形のない灰色のリンボか何かに変わったようだった。それはほとんど神話の世界か何かに居るようだった。そして、終わりの無い悪夢だと感じた。僕は、地獄のようなまどろみからよみがえったたったの一人だった.最初の仲間を捜し出し、かれの取り巻きを何人も引き寄せた時、そう思った。少なくとも僕は眠りから覚めたと思った。何の為に、実存あるものたちは、こんなふうに、悪魔のように悪臭を放つことができるのか。クォーターデックの群衆は、許しをえることなく決心したようだ。僕たちの仲間の一人、フォアマストのジャックスは大きな善に彼の人生を捧げ、そうして他の生存者の為に食料を与えたのだ。確かに、この世界の誰一人として、悪魔のようではないが、そして、一人よがりでこのように彼ら自身を神として昇格させるのか?

『そうだ、僕はまだ夢を見ているんだ、彼らは僕を指差しているようだから…
僕は最後の力を振り絞って、そして、僕の仲間達を獣達に向かって立ち上がらせたのだ…』

以上が、TDDUの物語の概要です。ダークファンタジーというか…自分にとっては少々難解な文章だったりで、うまく訳せていない部分も多々あるとは思いますが、後で歌詞をちゃんと訳してみたら、もっとなにか繋がるかなと思ったりもしています。また、海事用語が多くて、船について不案内なわたしは(父親がかつて船員だったにもかかわらず)、四苦八苦でした…。一体どんな本とか読んでたらこういう単語をびしばし使えるようになるんだ…と思ったりも。まぁ、彼のことですから…。

実は、TDDUのアルバムに、こういった本を参考にしたというリストが掲載されています。読んでいないのなら、読むべきであるということで、有名なHerman Melvilleの「Moby Dick」、Homerの「Odyssey」があげられています。英語の本ばかり読んでいる人なので、なるほどね…と。突っ込んでみたい方は、そういったリストされている本を読んでみるのも良いかもしれません。しかし、やっぱりオタっぽいなと思ったり^^; hollow earth theoriesって…。

ここからは、バンド自体の紹介文です。

そのグループは新しかった。音楽は違っていた。最初彼らのフォロワーはトロンハイムの「アンダーグラウンド」に限られていた。ヒップな若い地元のファン達が聴いていて、新しいサウンドとトレンドに付いていっていた。それは1989年、そしてMotorpsychoの始まりだった。Lobotmizerが彼らのファーストアルバムとなり、最初のベストセラーとなった。それはまた、すぐに「the Motorpsycho sound」として知られることとなる、彼らのユニークな音楽的才能によって生み出される、国の違ったところからやってきた3人によって創られた新しいサウンドの紹介でもあった。Motorpsychoのサウンドに責任のあるメンバーはいない。3人全てがそれぞれの曲にアイデアを出し、それが録音されるのだが、それらのアイデアはたびたび3人の若い青年達自身のように異なっていた。過ぎ去りし日にLobotmizerによって紹介されたサウンドは、なおいっそう、さらにこの中で傑出している。彼らの12枚目のLP「The Death Defying Unicorn」の中で。そして、Hans Magnus Ryan、Kenneth Kapstad、Bent Sæthelと、彼らのとにかく最高な新しい友達、Ståle Storløkkenの音楽的非凡な才能は、以前よりもさらにもっと明白である。

そして、次にメンバーそれぞれの紹介が続きます。これが傑作で、ファンはみんな喜んでましたね〜。

32歳(先日33歳になりました^^)のKenneth Kapstadは、一番若くて、バンドのなかの放浪者である。国でもっとも才能のある若いドラマーの一人で、彼の音楽的なトレーニングは、学校に通う前から始まった。7歳のときには、彼はすでにコンサートのパーカッショニストだった。彼のドラムのトレーニングは、練習パッドを作り、木から削りだし、ニスをかけた彼自身のドラムスティックからなる、彼の最初のドラムを作った1年生の時にさかのぼる。彼の音楽的な才能を広めることから離れると、旅はまた、Kennethを4人のメンバーの中で一番社交的にした。

Bent SæthelはMotorpsychoのリーダーであり、スポークスマンである。音楽が彼に取って一番愛すべき物で常にあり続けてはいるが、Motorpsychoに参加する前、彼は演劇を学んでいた。彼の芝居の能力は、地方の芝居の主役を彼に与えた。Snåsa、Nord Trøndelagの出身である。Bentはいつか芝居の分野を続けたいと願っている。彼はトロンハイムに若い年で移住し、そしてしばしば、グループの中でもっともシリアスなメンバーである。最初にMotorpsychoを作り、名前を考案したのは、Bentであった。

オフステージでは、彼は深く思考する人である。しかし、ステージの上では、Hans Magnus “Snah” Ryanはユーモリストになり、Motorpsychoの英知となる。彼の音楽についてのアイデアは、グループそのもののようにユニークで、彼は常にサウンドを通して新たな表現をすることを考えている。Snahの音楽的トレーニングは13才になる前にさかのぼり、彼の「ヘヴィ」なギターラインはこのアルバムや他のMotorpsychoの録音で簡単に認識出来るであろう。Nord TrøndelagのSteinkjer出身である。Snahは22年前にTrondheimについに落ち着くまで、長い間旅をしていたもうひとりのメンバーでもある。

Ståle StorløkkenはPsychoの放浪者の友達の一人である。彼の父、聖職者としてのキャリアを積んだ者、は常に働き詰めで、その結果として、Ståleは34もの都市を故郷と呼ぶことが出来るのである。Ståleの母は、教会のオルガニストで、多くの教会の古典的な影響は、彼の作品と演奏の中に明白である。彼のユニークなアレンジのアイデアは、このアルバムの全ての面において、貴重な貢献をしている。Ståleはまた、フィッシング、ハンティングにスカイダイビングを愛するアウトドアマンである。現在、しかしながら、彼の唯一の関心事は、Motorpsycho、タートルネックセーター、バナナ、そしてフェアなセックスである。

とこんな感じでメンバー紹介がされています。面白いですね〜!

そして最後に、上のほうのあいた部分にもこんな記述が。

MOTOR:
何か精力的なものの象徴、音の中においての。

PSYCHO:
ヘヴィで風変わりで、きまぐれ…想像の中で自由に使われることの出来る、推進する仕掛け。

これで全部です。うん、こういったものを配ってくれたバンドに感謝したいです^^

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