EindhovenからKøbenhavn。PT.2

Part 2です。色々なことがあったHambrugと最後のKøbenhavnの様子。

31.05.08 – (D) Hamburg – Fabrik

この日は適当な時間に出発。チェックアウトして荷物をあづかってもらい、駅でHambrug Altonamまでの切符を購入。英語がいまいち苦手なインフォのお姉さん、英語のわかるスタッフの人にヘルプしてもらってた。Hambrug Altonaは中央駅から3つくらいいったところ。長距離列車の最終駅なので、特急でそこまでいく便にしてもらった。Tusslerのとき泊った同じホテルを予約してるんで、とりあえず様子はわかる。にしても切符買うまでに30分くらいかかった…。日本じゃありえないよね。それから知人達が泊ってるところまで行ってみようとか、観光インフォでおすすめしてもらったところまで行ってみようとしたものの、ものの20分くらい歩くともうくらくらしてきたので、あえなく泊ってたホテルに引き返し、しばしネットする。相当疲れが溜まってたらしい。荷物を引き取り、Hambrugへ出発。

ホテルは駅のすぐ脇なので、即座にチェックイン。それから少し休もうと横になってみたけど、部屋のすぐ横が電車のプラットホーム。うるさいったら…。仕方ないけど。ネット接続のためのプリペイドカードを購入し、数時間だらだらと過ごす。適当な時間にベニューまで行ってみることに。お〜覚えてるし、みたいな感じで。それにしても、前回ベニューへの行き方を聞いたレコード屋さんなくなってるよ…。単に気づかなかっただけかもだけど、以前よりお店が増えてて様子が変わってたような気はした。

ベニューに到着すると、既にみな集ってた。彼等曰く、「ちょっとまえにメンバーに会ったよ、『見ろよ、このLOSERS達を!』ってBentに言われちゃったよ」だって。何しろビールの瓶ころがりまくってもんね(苦笑)。しかしながら…既に、ちょっとやばいんじゃ…みたいな人物もいて、ベニューのとなりのイタリアンレストランの人が警察を呼ぶはめになってたり…。「頼むから、静かにしてもらえないか、多くの人たちが静かに食事を楽しんでいるのだから…」という感じで訴えていたんだけど…どうにも収まらないので警官がやって来たのであった…。そのときはわからなかったけど、これが前兆だったのか、この日のライブは非常に特殊なものになってしまったのであった…。

ヨーロッパはすでに陽が長く、9時になってもベニューの中は明るかった。なのでバンドが出て来たのはもっと後。多分、もう少し暗くなるのを待ってるんだよということだったけど、撮影してみた写真を見るとはっきりと他とは違う明るさだった。バンドが出てくる前からなんだか居心地悪い感じ…というのも、わけのわからないことを英語でえんえん叫んでる奴(会場前に問題になってた人物)とか、一番前に行ってたんだけど、車椅子だけどカメラ抱えた人が後から真横に入り込んで来て、遠慮なく好き放題の振る舞いとか…実になんだか居心地悪かった。ヨーロッパのライブではそういった人たちも気軽にライブに参加します。もちろん自分も気を使いますが、この人は…ごめんだけど…勘弁してよだった。というもの、ライブ中に友だちとえんえん話をしまくりで、写真撮るとき以外はライブ見てないじゃん…だったもので…。車椅子ってかなり場所とるし、後ろにいるお友だちとしゃべくりまくって傍若無人に位置を動きまくりで、そういうことを思ってはいけないのだとは思うけど、あまりにも配慮がなくてライブを見ててもこちらの気が散りまくってしまってました…。こんなこと思うのって自分のわがままでしかないのでしょうが、正直かなりつらかったです…。わたし以外の人もどうやら同じ感じだったらしく、その人が途中しばらく抜けたときはほっとした様子だった…。今思えば、もちろんその方はステージ前のど真ん中にいらしたわけで、おそらくメンバーもいくらか様子は見てただろうとは思いますが…。

そんな状態で始まったライブ、 実はとんでもないくらい見ている側としては凄いものだったのです。だけど…様々なライブ中に起こったことを知ったのはライブの次の日で…愕然としたのだった。

この日のライブはとんでもなかった。単純にその背景に何があったのかを知らなければ凄いものだった。Bentのオニのようなプレイ、はっきり言って、あり得ない!というくらい凄い演奏だったりで…ぶっ飛んでたんですね。色々と見ている間に不快なことははっきり言ってあったのだけど、それよりバンド自体に圧倒された。あり得ない!というくらい凄い演奏を見せつけていたのだ。単純にそのときは何も知らなかったので、凄い!って思ってたのでした。

しかし…様々なことが起こっていたのだった。
まず…音があまりにも大き過ぎるというので、バーテンダーがサウンド担当のKenに殴り掛かろうとした…実際には殴ることは無かったのだけど、拳を振り上げて、音を下げろと要求。おかげで、肝心のVotex Surferの途中でMoogの音が落とされた…。Snahは機材の問題かと思い、即座に接続などを確認…。しばらくしてMoogの低音は復活したのだけど、Kenは即座に荷物をまとめてその場を立ち去ろうとしたそうだ…。これはライブ直後にファンがレポートしたのでわかっていた。確かにこの日の音は凄く大きく、というよりおそらくはこの会場の作りのせいというのもあるのだと思うけど(どうもサウンドのセッティングは普段と変わりなかったそうなのだ…)、ステージの床がうすっぺらいのか、時には飲み物の入ったコップを置こうとしたら飛び跳ねまくって置いてられない!ということもあったし、バスドラムとかMoogの低音が空気の固まりとなって体に直撃!という状態だったんで、少々面食らってはいたのだけれど…。しかしまさかそんなことが起こっていたとは思ってもいなかった…。

それだけではなく、この会場はバルコニーがあって、ステージの真上からでも見れるようになっている。その真上からKennethに向かってツバを吐いた奴がいて、Kennethの髪の毛にそれがべったり貼り付いていた。それを見たBentが顔色を変えてた…ということを次の日に聴いた。だから、彼のあの演奏だったのだ…。怒りにみち、しかしながら、鬼気迫る演奏…。

なんてライブだったんだろう…と思う。
ライブが終わった後、どうもStickmanの人たちなどぴりぴりした様子で、何か変だなぁとは思っていたんだけれど、あの!バックステージから出て来ることがほとんどないというBentが、バックにいたくもないということで、会場の方に出て来てて、えんえんとファンと話してた…。正直初めて見た。子供にBentと名付けた彼も、Bentに彼の子供を見せたりしてお互いの子供のことを話したそうだ。彼曰く「Bentがファンと話するなんてめったにないもん、びっくりしたよ」だそうだ…。でも色々子供について話せて凄く嬉しかったそうだ。Bentに「今日どうだった?」と聞かれたんだけど、「昨日のほうが良かったけど、今日のバンド自体の演奏はすごかったよ…」と言うしかなかった。彼は「そう?」とだけ答えた。でもそれはそういった背景を知らなかった時点なので…おそらく的外れな感想だったと思う。

この日は以前Stickmanで働いてた知人にもあえて嬉しかった。Tussler以来の再会だったけど、そういった色々な人たちに久々に会えて、元気だった〜って盛り上がれるのもこのバンドのファンでいてとても楽しくて嬉しいことのひとつ。今回何人の何年ぶりだっけな人たちに会えただろう…。

今考えてもライブ自体は凄まじいものだった…ただ、これが何の問題も無くそういった演奏が行われていたのであれば凄いものだったのだと思う。しかし…実際はそうではなかったのだ。セットリストを見直しても素晴らしいものだ…。非常に残念としか後になっては言いようのないライブだったのかもしれない。

Hambrugで演奏出来る場所ってなかなかいいところがないという話で、それでこの会場を使っていたようなのだけど、おそらく今後この会場を使うことはないであろう…。 

そんなストレンジなHambrugの夜だった。

Watersound
Superstooge
Sunship (with some Blueberry Daydream)
Nothing to Say
U Loose
Sail On
Year Zero
Hogwash–> Halleluhwah (Can) –> Hogwash
Heartattack Mac
Kill Devil Hills
Greener
Taifun
——–
LLM
The Alchemyst
——–
Vortex Surfer

01.06.08 – (DK) Copenhagen – Lille Vega

自分は飛行機を予約していたんだけど、他のみんなは電車でコペンハーゲンまで行くから一緒に来る?と言われてて、それも悪くないな…と思っていたんだけど、いかんせん電車の出発が9時半頃…。いつものことだけど、ライブあと一人旅というのもあってなかなかぐっすり眠れず、あわてて荷物をまとめて出ようと思ったんだけど、あれどこにやったっけ…などなど手間取ってしまって結局電車組には参加出来ず。まぁいいや…予約してる飛行機の倍の値段かかることになってしまうからやっぱりもったいないしな…と。ハンブルグからコペンハーゲンへの電車は過去2回かな…使ったこともあるから様子も知ってるし、まぁ、午後3時半の飛行機で十分っしょ…ということで昼のチェックアウトの時間までだらだらとネットしたりして過ごす。フォーラムをチェックしていて昨日の出来事を知る…そんなことがあったのか…だからなんだか変な感じだったんだ…。愕然とした。確かに、普通じゃなかったけど、演奏だけはとんでもなかった…とやはり思う。あれは一体何だったんだろう…というくらい演奏自体は凄かったんだけど…ライブ全体としてはコンフォータブルなものではなかったし(見てる側としても…)、なんだか本当にストレンジな夜だった…。

中央駅へはSバーンを使うといいのかな?とチェックアウトのときにたずねたら、それが一番速いとのことだったし、そうだった…前も使ったことあったっけ…と思い出したりして即Sバーンを使って中央駅へ。ホテルが鉄道と提携してるのか関連会社なのだかで、そこのホテル(またはそのチェーン)を使うと市内近郊の電車やバスが1日乗り放題のチケットをくれるので、それで無料で中央駅まで。スーツケースをひきずってるカップルがいたので、そのあと付いてったらエアポートシャトルのとこまで行くな…と思って付いて行く。駅の外をしばらく歩くとバスが一杯並んでた。バスに乗り込みしばらくすると出発した。ハンブルグの空港は結構きれい。どうもリニューアルされたのだかで、お店も結構ある。が…やっぱりね〜日本とは手際の良さが違うと言うか…やっぱり30分近くチェックインにかかった。荷物から解放されたので、おなかすいたな〜とテイクアウトで寿司を購入。たまにはいいだろ…。時間はかなり速かったんだけど、やることもないしまぁいいや…と出国審査を通ってゲートの待ち合い場所へ。人も少なく閑散としてて、やることもなく、持って行ってたCDでも聞くか…ということで日本を離れる直前に届いてたCactusの未発表ライブシリーズの第2弾を聞く。なぜかわからないんだけど、日本を離れる少し前からCuctusを良く聞いてて、そのCDが出たのをたまたま知って、そりゃかわんといかんだろ…と即オーダーしていたもの。実はそのCDについてBremenでちょっとBentと話したんだけど、何しろ聞いてるとBentのベースラインに良く似てたりするんでそのことをちょっと聞いてみたら、「そりゃもちろん、かな〜り聞き込んだもん」とのこと。はたまた、「Rhinoから出てるやつだろ?そのライブシリーズの最初のは持ってるけど、2つめは出てるの知ってるけどまだ持ってないっ」と言ってた。ははぁ…やっぱりそのあたりのチェックは怠ってないんだな…。とりあえず聞き始めてしばらくしたら、吹き出しそうになるのをこらえるのが精一杯だった…。というのも、あまりにも現在のMPを彷彿とさせるところがあり、びっくりもしたから。今となってはBentのほうがTimより確実にうまいベーシストだと言えると思うんだけど、それにしても…なんというか…。ここ数日見てるMPのライブに非常に近いものがあるという事実。う〜ん…これはどう言えばいいんだろう。驚きつつもやっぱりCactusはいいよなぁ〜とにこにこしながら聞いていた。後にSnahともCactusの話しで少々盛り上がり、ライナーに「彼は普通のベーシストじゃない、LEAD BASS PLAYERだ」ってあったんだけど、それってまさしくBentのことだよねっと言うと、Snahも大きくうなづきまくってた。そうクレジットすればいいのに(笑)と盛り上がっていたのだった。興味のある方はぜひ。とくにライブ盤を聞くとよくわかると思う。

コペンハーゲン到着。電車で市内へ。とりあえずホテルを探してチェックイン。午後6時近くだったかな…。高い値段のわりに超シケたホテルでけちらなきゃよかったかな…でもどうせライブ見て夜中に帰って朝6時頃には出るんだしまぁどうでもいいよ…と気を取り直す。会場の場所まで行ってみるか…と地図を片手に歩いてみる。フロントで聞くと、15分くらいかな〜ということで、やることもないし、観光する気力もないし、日曜日だし、ということでぶらぶらと歩く。お店もたくさん並んでるし(ほぼ閉まってるけど…)、人も大勢歩いてるし、さらにはもちろん夜遅くまで明るいから何の心配もない。思ったより近いのかな?と思いつつ、やっぱり疲れが相当溜まってるんで会場までは行ったものの早すぎて誰もいない(何しろ会場は9時とチケットに書かれてる)ので、またホテルまで戻ることに。戻るときは違うルートで戻ってみた。そちらのほうが遠く感じられたけど、途中雑貨屋さんみたいな小さい店に入って、北欧と言えば「TUBORG」だろっ!ということでビール購入。これを待ってました。おいしいんだ、Tuborg。ライブ前にビール飲むのはあまり好きじゃないんだけど、まぁ、最後だしいいか…ということで。ホテルでぼ〜っとビールを飲んでしばらく休んで再び会場まで。しかし毎日よく歩くよな…。

Lille Vega @ København, DK会場に着くと、2人ほど入り口に人が。いつ開くのか知ってる?ときくと9時だよとのこと。このときは彼が一体誰なのかわからなかったけど、ライブの後に誰だか判明して驚くことに…。ぼ〜〜〜っと過ごしてるとKennethとPekkaがやってきたのでしばし話しをする。イタリアの話なんかをちょっと聞いた。きれいな所だし、ほんとに楽しかったそうだ。Snahも会場に入るとこだったんで挨拶。入り口にいた彼はSnahの知り合いのようだ。そんなこんなで30分くらいしたらドイツからの電車組がやって来たので合流。すでにビールはもちろん手のなかにあり…。一人はコペンハーゲン在住だし、彼の仕事上のパートナーでもあるドイツの彼も一緒にあれこれやってるのでこちらのバンドの人とかも色々知ってるようで、知った顔を見つけては話してた。やっと会場になったので入るが…PDFチケットの印刷具合が悪く、バーコードが通らない…うぅぅぅ。日本でちゃんと確認しとけばよかったんだけど、そんな余裕はなかった。なんでもいいからプリントアウトしとけ!ってな具合だったからなぁ…。教訓、今度からちゃんとプリント具合もチェックしとこう…。しかしツアーマネージャーさんのヘルプもあって入れた。

Motorpsycho @ Lille Vegaこの会場はそんなに大きくなくて、ちょっとStavangerの会場を思い出したかな。ソールドアウトで500人くらいとのことだったけど、その半分くらいだったかもしれない。最後だから楽しもうと思ってた。ライブ自体はその前の2日間が色々な意味で凄かったので、もちろん悪くはなかったし、長いジャムもあり、オーディエンスもそれぞれのノリで楽しんでていい感じだったけど、決してスペシャルなものではなかったように感じられた。それでもリラックスした感じで演奏するMPは確実に以前とは違っている部分があるし、また以前と変わらないものを持ち続けてもいるなどとまぁ、いろんなことを思いながら見ていたのだった。やっぱり、本当に良いバンドであるということは胸はって言えるし、この2時間以上、3セットのライブをフルで見なくちゃ彼等の本当の凄さはわからないだろうな…というのも改めて思った。それにしても…自分としてはあまり印象に残っていないライブで…感想を書くのもちょっと難しい。

serpentine
watersound
sail on
no evil
superstooge
nothing to say
greener
sunship
kill devil hills
you lied
year zero
h-mac
alchemyst
—-
llm
—-
hogwash

ライブの後に、入り口にいた彼と話しをしてたら、なんと…そうか…彼はBergenに住んでる彼女のお兄さんで、でもってあのTusslerの時に会った夫婦のもう一人の子供だったのだな…ということが判明…。ついに家族全員に会ってしまったことになったわけなのだった。そうだったんだ〜言われてみれば、似てるや…。そんなこんなで…今回も様々な人に会ってそういったところも楽しかったツアーだった。

もちろん、今回もし見なかったらおそらくずっと後悔するだろうなと思って無理矢理行くことにしたのだけど、それは間違った判断ではなかった。バンドの全員がLLMを非常に気に入っていて、あのアルバムを出せたことを喜んでるし、誇りを持っているし、その上で、ライブ演奏することを心の底から楽しんでるというのがはっきりと見れたというのは非常に頼もしいことだった。いつになくリラックスした雰囲気で、以前のようなぴりぴりとした感じではなく、余裕すら漂わせながら演奏に没頭してゆく姿は、またひとつこのバンドが違う次元へ入って行ってるというのをまざまざと見せてくれた。やっぱりこのバンド面白いわ…と。この先もまだ見ていたいなぁというのは今回もまた思ったのだった。

帰りの飛行機の中で見事に風邪をひく。その後1週間くらい死んでた…というのはどうやら最近の旅行のパターンとなりつつあるらしい…(前回も最後の日に風邪引いて、飛行機の中で死んでいた…)。

この次このバンドのライブを見れるのはいつのことなんだろうな…。願わくば日本で…とは思いつつ。

Motorpsycho @ Lille Vega

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