ツアー終了しました。

The Alchemyst6月1日のコペンハーゲンを最後に今回のツアーが終了しました。5月28日のEindhovenから6月1日のCopenhagenまで5回見てきました。

今回のツアーに関しては長年のファンも「伝説的なツアーになるだろう」と話していて、内容的にも非常に素晴らしく、興味深いものでした。今回のツアーはソールドアウトになったところはそれほどなく、いつもやってる場所でも人出が少なかったともいわれてますが、おそらく今回のライブを見た人たちが話をまわりにするだろうから、次にツアーをやればおそらくもっとたくさんの人が見に来るはずだと力説してたファンもいました。多分、そうだと思います。今回のツアーはハードディスクレコーディングもされており、いずれRoadworkシリーズとしてリリースされる公算は大きいと思いますが、このバンドに関してはいつ何がどうなるかわからないので、ファンとしては今回のツアーがライブアルバムとして発売されるのを心底期待して待つよりはないです。そのくらい素晴らしいツアーでした。

新たに加わったドラマーのKenneth Kapstadはとんでもなく素晴らしいドラマーで、彼の存在の大きさは既にバンドには無くてはならないものになってると思います。インプロ部でも彼の想像力豊かな演奏は見ていてほれぼれするくらいだし、もちろん、がっつりくる部分はこれでもか〜というくらいのパワー。タイミングを合わせるのも非常にスムースで、また、わざとタイミングはずされてうわ〜とか遊んでたりもしたりして、全員が演奏することを心底楽しんでいる様子がライブを見た人には手に取るようにわかったと思います。

のるととんでもないバンドだというのは前々からわかってはいましたが、今回ものりまくった時のBentの超人的な演奏にはどぎもを抜かれました。今のヘヴィなサウンドの上にグルーヴ感が加わったドライヴィングな演奏は聞いててもほんとに気持ちよいし、そこへさらに複雑な演奏が加わってサイケデリックに、スペースアウトしてゆくインプロ部は何度聞いてても圧倒されました。それも大体2時間超したあたりでとんでもないことになってゆくのでした。特に、Glow→Hogwashはとんでもなく凄かったです。まさしく「リード」ベースプレーヤーそのもの。やはりバンド自体をひっぱっているのはBentのベース。

さらにはSnahの彼ならではのフリーキーな演奏も増々度を超してる部分があって、はまりこむとがんがん行ってしまうのは相変わらず。複雑なエフェクター操作に加え、ムーグタウラスでの低音操作、あんだけのギターを弾きながら歌いながら、加えて足技ですから、彼もまたとんでもなく凄いプレーヤーだとつくづく思ったのでした。さらには多くの曲を彼が歌うようになっていて、それも以前はお世辞にもうまいと言えなかったりしたのだけど、今や彼の歌はパワーも増し、音程もBentのほうがはずしてるじゃん…という人もいたりするくらい安定していて、非常にかっこよかったです。ついに彼は歌うということも身につけてしまったのだ。恐るべし。前は歌うことを恐れていたようだけど、いまや楽しんでいるようでした。

また、長年MPのツアーのサウンドを担当していた盟友、Pidahが今回のツアーから降りてしまったのだけど、あとを引きついでいたのはPidahの来れなかった日本公演でサウンドを担当した、これまでずっと一緒にステージのセッティングでツアーに参加していたKenで、今のヘヴィなMPにはKenのサウンド作りはうってつけ!めちゃくちゃラウドで、さらには会場にもよるのだけど、非常にバランスもよく、一番前にいても問題ないくらいなこともあり、とても良かった。バンドのこともよくよくわかっている人でもあるし、彼があとを引き継いでくれて本当に良かった。

というわけで、まさに「伝説的な」ツアーだったと思います。

ポップなアルバムしか知らない人にはなんだこれ…だとは思います。こういった音や音楽が日本でどのくらい理解されるのかもわかりません。ただ、他にはないバンドだということ、とんでもないライブをやってのけてるということははっきり言えると思います。あまりにもヘヴィで、そんじょそこらのメタルやハードロックバンドなんか目じゃないってくらいなサウンドになっちゃってるんで、そういうヘヴィな音に抵抗のある人にはだめかもです。でも、ライブならではのとんでもない演奏とか、いかに音楽っていうのは自由に広がってゆくものなのかを理解出来る人なら、心底楽しめるんじゃないかと思います。本当にスリリングで、わくわくします。また、サポートをつけて、1時間半程度の演奏時間しかないのなら、無理に日本に来てくれなくてもいいや…という気にもなっていたり。大体2時間超したあたりでとんでもない演奏が出てくるんですよね…セカンドセットの途中あたりから。そういうバンドだということも書いておくべきかな…。まぁ、色々あってサポートなしでってのは無理なのかもだけど、もったいないと思います。それなら向こうへ見に行った方がいいとこれは本気で思います。

多くの人が、「今までみた中で一番良かった!」という感想を書き込んでるフォーラムを見てもらっても一体どういうツアーだったのかわかると思います。実際に見てそのとんでもなさをまたしても見せつけられた気がしてます。

写真はこれから取り込みますんで後に掲載します。←好きなようにやれとのことなので。

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